00 「ブッダが説いたこと」シリーズの記事について

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仏教は、お釈迦様・ブッダが説いてから2500年以上の間に広大な地域に伝播するにつれて、解釈は多様化し、方法もさまざまな形を採るようになりました。

そもそもブッダは何をどう説いていたのか、皆さんと一緒にワールポラ・ラーフラ著の『ブッダの説いたこと』を読みながら学んでいきます。

※シリーズの記事の中で著書より転載した文は灰色の枠内で記載します。

書籍「ブッダの説いたこと」とは

スリランカ出身の僧、ワールポラ・ラーフラ(1907-97)が最古の仏典に収められたブッダのことばだけをよりどころにして、仏教の基本、根本の教えを体系的に説いた書です。

パーリ語でアーガマ「伝承」、サンスクリット語ではニカーヤ「部」と呼ばれる長部経典という、もっとも古い経典に見いだされる仏教の根本の教えを明晰に説いています。

ブッダが説いたこと

著者、ワールポラ・ラーフラ師

スリランカで伝統的な僧侶教育を受けたのち、代表的な僧院の要職を歴任。

スリランカは原初的、正統的仏教のテーラワーダ仏教国であり、紀元三世紀、有名なアショーカ王がインドの仏教王だった時代から仏教が栄えている国で、師は古代からの伝統的な修行を積んだ後、仏教研究に向き合うことを決意しました。

セイロン大学で優等学士号を受け、セイロン大学哲学博士号を取得し、その後、インドのカルカッタ大学で学び、大乗仏教とも交流を深め、仏教全般の見識を深めるためにチベット語、仏教語仏典の研究を進め、フランスはパリ大学に留学もしていました。

「まえがき」より

師は、次のように書いています。

今日世界中で、仏教への関心が高まりつつある。いくつもの学会や研究グループが創設され、ブッダの教えに関する本が数多く出版されている。

しかし残念ながら、そのほとんどは仏教を論ずる本当の資格のない人たち、あるいは他宗教の影響から仏教を誤解し、正しく伝えていない人たちによって著されたものである。

私はこの小冊子を、仏教に造詣はないけれども、ブッダが本当に何を説いたのかを知ろうとする。教育があり、知性のある、一般読者を対象に著した。

こうしたブッダのことばは、現存する最古の記録として研究者たちから一般的に認められているパーリ語トリピタカ(=三蔵)に収められているものである。

私は本書で、ブッダの教えの中で中心的、基本的とされるものをすべて論じた。それらは、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう)、五集合要素(=五蘊、ごうん)、カルマ、再生、「条件付けられた生起」、無我、正しい注意である。

では、一緒に学んでいきましょう。

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