グーグルのマインドフルネス瞑想 4つのやり方

近年のマインドフルネス瞑想の流行は、グーグルが社員の育成、福利厚生のためにマイントフルネス瞑想を導入したことが大きな契機になりました。

それからアメリカビジネス界で広まるようになり、アメリカで爆発的に広まり、そして日本でも流行するようになりました。

グーグルのマインドフルネスの特徴-共感

次の経緯で開発されたので「共感」の要素を色濃く含んでいます。

当初、近年の流行のマインドフルネス瞑想の発端のジョン・カバットジン教授のマインドフルネスストレス低減法を社員のために導入しようとしました。

でも、グーグルの社員はストレスにネガティブな思いを持つことに抵抗感があり、ストレスに対処するというプログラムは不人気でした。

そこで、瞑想の目的を心の知能指数(参考:wiki/心の知能指数)と呼ばれるEQの向上に変えて、EQの研究者のダニエル・ゴールマン博士、カバットジン教授、Googleのチャディー・メン・タン氏で、グーグルのマインドフルネスプログラム「SIY」を開発しました。

そして、チャディー・メン・タン氏の後をタイのフォレスト仏教徒でもあるビル・ドウェイン氏が引き継ぎました。

グーグルの人財開発部の所属でマインドフルネスをけん引してきたドウェイン氏が、次の本で教えてくれている方法を紹介します。

グーグルのマインドフルネス革命

なお、グーグルのマインドフルネスプログラム「SIY」はこの本で紹介されているのとは異なり、ひじょうにビジネススキル的なものになっています。

以下、上記書籍に掲載されている、ビル・ドウェイン氏による初心者のためのマインドフルネスガイダンスより引用します。箇条書きなど体裁を変えて引用させていただきます。

座って行うマインドフルネスプラクティス

パート1~3まであります。

パート1:体に気づくプラクティス

  1. まず、椅子に座りましょう。 意識は明瞭に、かつリラックスした状態で、座ります。旗を思い浮かべましょう。あなたの背骨が旗の支柱で、あなたの身体が旗のようなイメージです。
  2. 次に、自分の意識のスポットライトを、あなたの身体に向けてみましょう。椅子の上にある自分の体の重さに気づきます。
  3. そっと目を閉じましょう。
  4. あなたの頭の中には、いろいろいな考えごとが浮かんできたのではないでしょうか。身体に向けていたはずの意識のスポットライトが、身体を離れて、さまよっている状態ですね。
  5. 意識が離れていることに気づいたら、もう一度、意識のスポットライトを、椅子の上の身体の、物理的な感覚に、そっと戻していきましょう。
  6. あなたが椅子に座っている間に、いろいろな感覚がおきてくることでしょう。痛みなどの不愉快な感覚が起きてきたときも、その感覚に興味を持ち、優しい気持ちで、どんな感覚なのか、観察してみましょう。

パート2:呼吸に気づくプラクティス

  1. 次にあなたの呼吸に意識を向けてみましょう。鼻の穴でもいいですし、喉でも胸でもお腹でも構いません。呼吸を感じやすい場所を見つけ、意識を向けていきます。
  2. しばらくの間、呼吸に意識を向けて、ただ呼吸を観察します。
  3. あなたの意識が呼吸を離れ、考えごとをしたりしてさまよい始めたら、もう一度、今の瞬間に、優しく意識を戻してみましょう。

パート3:思いやりの心を育むプラクティス

  1. 次は、思いやりや共感力を育むためのトレーニングです。
  2. まず、今日あなたが出会った人の中で、楽しい会話をしたお気に入りの人を、心の中で思い浮かべましょう。もし、今日楽しい会話をした人がいなければ、昨日、一昨日とさかのぼっていただいて構いません。
  3. 心の中に、その人を思い浮かべたら、心の中で、次の言葉を言ってみましょう。
    この人は、心と身体を持っています。わたしと同じです。
    この人には、気持ちや感情、考えがあります。わたしと同じです。
    この人は、悲しんだり、がったりしたり、怒ったり、混乱したりすることがあります。わたしと同じです。
    この人は、人生において肉体的、心理的な苦しみを経験しています。わたしと同じです。
    この人は、人生において喜び、幸せ、愛を経験しています。わたしと同じです。
    この人は、幸せになりたいと思っています。わたしと同じです。 この人が幸せでありますように。
  4. では、そっと目を開けてください。これで終了です。

このプラクティスは、グーグルがマインドフルネス瞑想を共感をコンセプトにしていることを特に表わしていると思います。

共感をコンセプトにしているので、このように直接的に他者への共感を高めるアプローチになっていますが、仏教には慈悲の瞑想という瞑想があります。

慈悲の瞑想は流行するようになってきましたが、あるマインドフルネス瞑想の会では、これを慈悲の瞑想だと言って、参加者にしていました。

慈悲の瞑想は、マインドフルネス瞑想の根本であるヴィバッサナー瞑想を守り普及してきたスリランカやミャンマー、タイなどテーラワーダ仏教が実践してきた瞑想です。

慈悲の瞑想についてまとめた記事をつくってあります。

日常生活の中で気軽に取組むプラクティス

2つ目は、日常生活の中で気軽に取組めるインフォーマルなプラクティスのご紹介です。

  1. まず、手先に一時停止のシンボルが書かれたシールを用意しましょぅ。
  2. シールをあなたのスマートホンやノートパソコンなど、よく使うものに貼りましょう。
  3. 貼ったものは、あなたの「エレベーター待ちの友」「赤信号の友」「ATMで前の人がゆっくり操作しているときの友」となります。このシールはちょっとしたリマインダーです。 「待つ時間」が発生したときには、一時停止のシールを見て、ただマインドフルに、呼吸をしてみてください。
  4. スマートホンをチェックしたくなったとき、その代わりにマインドフルな呼吸をしてみてください。スマートホンをチェックしたくなったとき、その代わりに優しい気持ちで周囲をみてください。
  5. ATMで操作ができなくて苦労している人や、カフェテリアの仕組みが分からずおろおろしている人が目の前にいるとき、優しい気持ちて微笑んでみてください。

マインドフルに呼吸をするというのはパート2の呼吸に気づくプラクティスのようにです。

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