禅病、魔境-情報に惑わさないように 坐禅・瞑想の危険性

瑞雲のブログ

マインドフルネス瞑想が流行するようになり、ネット上に危険がある、禅病、魔境があるという情報が書かれるようになってきました。実際をご存じないからかと思いますが、必要以上に怖いことのように書かれているように思います。

何でもそうですが、適切な情報から知識を得て、適切にリスク管理をすることが大事です。

禅病、魔境は、禅の坐禅や本来のマインドフルネスの瞑想のヴィパッサナー瞑想やサマタ瞑想では昔から言われてきていることですが、リスク管理のためにあらかじめ知識として知っておきましょう。

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禅病は、坐禅をひたすら、そうとうに打ち込むことでなる統合失調症や鬱のような心の病や痔ろうなどの体の病になる状態です。

禅病と呼ばれるレベルの状態には、よほどのことが無い限りなりません。臨済宗の白隠禅師など昔の高僧と呼ばれたような人がとことんで坐禅に取組んでなったことです。

一日に数時間程度してもなりません。私は坐禅を一日18時間を何日も続けた経験もありますし、今も年間1500時間は坐禅、坐る瞑想をしていますがなりません。

禅病ではなく心身が不調になるときはある

禅病とは違って、坐禅やマインドフルネス瞑想をすると、一時的に心身が不調になる時期が来る場合があります。もともと不調がある人はその不調が大きくなることもあります。

後ほど説明しますが、この状態になって改善・解決できずに悩むような状態になっている人を瞑想難民と呼んだりします。

魔境とは何か、危険性は

魔境は禅病の一つとも言われることもありますが、分けで考えた方がよいです。

魔境は、瞑想中に、頭の中に光が見えたり、神や仏の姿が見えたり、光の輪で体が包まれるような感覚になったり、体が浮き上がっていくような感覚になったり等々、不可思議な現象を体験することを言います。私もいろいろとなりました。

そして、魔境というと悪いことのようですが、実はこういうことが現れること自体は悪いことでも、危険でも何でもありません。瞑想の取組みを続けていれば、誰でも経験する可能性のあることです。

瞑想は脳を変化させますから、このようなことがあります。

魔境は「落ちる」と問題

問題は、こういう体験をして自分を特別な人間と思うようになったり、悟った等と考えるようになること、同じ体験をしようと求めて瞑想をするようになることです。それを「魔境に落ちる」と言います。

なお、ネットを見ていると、例えば、歩く瞑想にわずかな時間、数日間取組んで、足が体が活性化した等とまるで自分は特別な体験をした、すごいんだというように書いていたりするのを見かけることがあります。

自分に起きたことや自分のことを特別視すると魔境に落ちているのと同じですが、それらは魔境にも至っていないことです。

そして、魔境も体験をして同じ体験をしようと求めて瞑想をするようになると、瞑想の進展が阻害されることにもなります。

瞑想の習得は指導者の元で

魔境に落ちて気づいていない人も瞑想難民ですが

瞑想の習得は、本来は高度な達成をした指導者のもとでして、随時、取組んだこと、起きたことを報告して、判断、指導してもらいながら進んでいきます。

ミャンマーなど本場では、僧院のトップのサヤドーが週に3回ほど定期的にそうしてくださり進んでいきます。

私が心身が不調が現れたとき、魔境のような体験を報告したとき、サヤドーは冷静に判断して、適切なあり方や取組み方を指導してくださり、私は不適切な状態におちいったり、間違った判断をしたり、方向に進まないですみ、高い効果・成果を得ることができました。

瞑想の習得はそうすることによって、心身の不調で困ることになることや、自分の判断・評価の間違い、その間違いのワナに堕ちることなどを防げ、適切に進んでいけます。

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