マインドフルネスの乱れた状況、本当のマインドフルネス、マインドフルネス瞑想、その効果とは

瑞雲庵の瑞雲信人(ずいうんしんじん)です。私は禅僧で本格的なマインドフルネス瞑想の実践家です。

なぜ本格的なマインドフルネス瞑想家なのか。マインドフルネス瞑想は仏教のサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想が根本で、私はその両方を本格的にトレーニングしたからです。

今の禅はほぼサマタ瞑想で、私は禅僧になる前から禅の坐禅をして禅僧となり修行してきました。

そして、サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想を日本で学び習得して、それ以上に本物を究めようと、本場のミャンマーに行き3カ月間トレーニングして、ひじょうに高い力と変化を得ることができました。「人間」が変わったというレベルの変容を遂げることができました。

マインドフルネス瞑想とはそもそもはそういうものです。人が根底から変われ、常に平穏で幸福に生きられるようになるほどの効果のある素晴らしいものです。こういう私からすると、今の日本のマインドフルネス瞑想に関する状況は大変残念なものです。

マインドフルネス瞑想の日本の乱れた現状

マインドフルネス瞑想は欧米、特にアメリカでブームになり、日本に入ってきましたが、アメリカでもビジネスの成果の向上に即効的に役立てばよいと、マインドフルネス瞑想はどんどん元の形から離れたものになってきています。

日本では、流行にのって注目されよう利益を得ようと考えてか、多くのシロウトの人がネットに情報を書くようになり、さらに、本来のマインドフルネス瞑想をきちんと取組んでいない人が様々にこれがマインドフルネス瞑想だと広めています。

2018年からその傾向はどんどん強くなっています。

「自分を変える」ノウハウ、サポートは同様にあやういものになる

さて、悩み苦しみ、思うように生きられない、もっと良くなりたいと、私たちは自分や人生を変えたいと願って、変えられるノウハウを探して、本を買い、カウンセラーやコーチングコーチ、セラピストなどのサポートを受けます。

では、そのようにした結果、どれだけ効果のあった人がいるでしょう。

日本人の20人に1人は鬱病で、5人に1人は一生の間に心の病になります。生きることに行きづまり2万人以上の人が毎年、自ら命を絶ち続けています。この大きな原因の1つはサポート者の技量と技術に問題があるからです。

私も僧侶になる前、カウンセラー、コーチングコーチを主な仕事にしていたことがあります。だから私はカウンセラーやコーチングのコーチの世界の実情を知っています。

私がカウンセラーやコーチングのコーチの資格を取ったときはとてもハードルが高かったのですが、2000年代に入ったころから流行するようになると、次々に団体や協会がつくられ独自の資格制度をつくるようになりました。

資格制度ビジネスと言われることもありますが…

もちろんちゃんとしたところもありますが、たとえば3カ月の通信講座でテキストは1センチにもならず、数回DVDを見て家でテストを受けて、それでカウンセラーと名乗れると宣伝されて、そうしている人もいます。

カウンセリングもコーチングもきちんと技量も技術もある人にかかれば、きちんと効果があります。素晴らしい効果もあります。しかし、カウンセラー、コーチングコーチと名乗っている人の質が低下してしまったのです。

ネットで調べればわかりますが、そもそもまったく素人の人がカウンセリングやコーチングをしますと言って、とても高額のお金を取るようにまでなっています。シロウトがそうして儲けられるようになる仕組みを高額で売っている人たちがいるのです。

さて、カウンセリングやコーチングのこういう状況、何かもとても似ています。そうです、マインドフルネス瞑想です。そして、ネット社会が進んだために、そうなるスピードがとても早くなっています。

急激に質が低下したマインドフルネス瞑想

カウンセリングやコーチングが流行しはじめた頃は、今ほどインターネットが進んでおらず、ブログ、SNSで個人がそれほど情報発信していませんでしたが、今はそうではありません。あっという間に広まります。

ブログはアクセス数を目当てに、ブームになるとほとんどそのことに知識のない、体験のない人がたくさんもっともらしく情報を書きます。少しばかりの体験ですべてがわかったように書いている場合も多いものです。

また知識だけや出回っているマインドフルネス瞑想と言われるものを多少体験して、自分のしてきた方法をマインドフルネス瞑想と宣伝する人もどんどん現われ、その人たちも情報をどんどん発信しています。人に教えるようにもなっています。

単なる呼吸法やリラックス法、以前からある一般的なヨガや心理療法などまでマインドフルネス瞑想だと言い始めるようになっています。

本を多少読んだり、数時間、数日の研修を受けて、マインドフルネス瞑想を人に抑える人がぞろぞろといるようになりました。医療者や僧侶は、そもそものステイタスがあるため、そうしても信用されます。もちろんちゃんとトレーニングした人もいますが…

次々に協会やNPO団体などもできて資格制度もつくられるようになっています。通信教育の会社や研修の会社も参入してきています。これもカウンセリング、コーチングの流行パターンとまったく同じです。

もちろん、ちゃんとしたところ、人もいますが…

マインドフルネス瞑想ブームと禅

そこに禅僧も……マインドフルネス瞑想がブームになって一気に活気づいている禅です。

はっきり申し上げますが「禅=マインドフルネス瞑想」ではありません。「マインドフルネス瞑想は禅がルーツ」も正しくありません。

私は「禅=マインドフルネス瞑想」「マインドフルネス瞑想は禅がルーツ」としてしまう曖昧さや誤解は、本来の禅の素晴らしさを曇らせてしまい、本来の禅がすたれてしまうのではないとかと危惧します。

禅だけではマインドフルネス瞑想には足りません。マインドフルネス瞑想には、禅とは目的・やり方・効果の違う瞑想法、ヴィパッサナー瞑想の要素が必須です。

ヴィパッサナー瞑想をしっかり修行、トレーニングした人には、ヴィパッサナー瞑想の方法が入っていることがわかります。

現代版のマインドフルネス瞑想は、どういう経緯でできてきたものか振り返ってみます。

現代版のマインドフルネス瞑想の経緯

1960年代から、ベトナム僧でアメリカに亡命したティク・ナット・ハン師がアメリカでマインドフルネスを広め始めました。

同じころから、南伝仏教のミャンマーなど仏教のヴィパッサナー瞑想のセンターがアメリカなどにつくられるようになりました。

そして、もっとも広がることなった大きな機会が、アメリカのマサチューセッツ工科大学のジョン・カバットジン医学部教授がマインドフルネスストレス低減法を構築して、クリニックで患者たちに活用はじめたことです。

このストレス軽減法の瞑想法が、マインドフルネス瞑想として、認知療法に流用されたり、ビジネスパーソンに受け入れられやすいように変えられてGoogleなどアメリカの企業に入っていきました。それがブームのきっかけになりました。

さて、重要な点は、カバットジン教授がこのマインドフルネスストレス低減法をつくることになったきっかけと、方法の骨子です。

カバットジン教授は、長年、ヨガや禅をしていました、長年。しかしここまでだったら、マインドフルネスストレス低減法はできませんでした。カバットジン教授は、ヴィパッサナー瞑想を体験します。この体験からマインドフルネスストレス低減法を構築しました。

仏教には2種類の瞑想があります。一つはサマタ瞑想と言い、今の禅の坐禅はほぼサマタ瞑想です。サマタ瞑想は集中の瞑想です。「今ここに」徹底的に集中しようという瞑想です。そして、もう一つの瞑想は気づきの瞑想のヴィパッサナー瞑想です。

カバットジン教授はヴィパッサナー瞑想を体験して、それも元にマインドフルネスストレス低減法をつくりました。ですから、ストレス低減法にはヴィパッサナー瞑想の要素が入っています。

マインドフルネス瞑想には、ヴィパッサナー瞑想の要素が欠かせないのです。それがないのは違うものです。禅だけでは足りないのです。

そして、マインドフルネス瞑想をただ「今に集中する」「今起きていることに気づく」というだけのもの、少しそうすることで得られる普段と違う気分になるものとして扱うこともできます。一過性の心身や社会的な向上のためのものとして扱うこともできます。

それもまた良しです。そういうことから本当の価値のある本来のマインドフルネス瞑想を知ることになり、はじめる縁もあります。今、このページにいるあなたはその扉の前に来ていることになります。

本当のマインドフルネス、マインドフルネス瞑想とは

マインドフルネスの情報で必ずのように出てくるフレーズが、今の瞬間に注意集中して判断や解釈をせずに「あるがままに気づく」「今を生きる」です。判断・ジャッジしないでそのままを見る・聞く・感じると。

そして、従来の自分で、今の瞬間に意識を集中して、自分の身体や心、思考や周囲に判断・ジャッジしないようにして気づけば、もうそれでマインドフルネスになっているというように説明されていることが少なくありません。

確かにそういうレベルの気づきも気づきです。しかし、本当のマインドフルネスの「あるがままに気づく」「今を生きる」には、気づきには、もっと深い意味があり、私たちにもっと深い変化・成果をもたらしてくれるものです。

今のままの自分で意図して気づこうとして気づけることに気づいて、よりよく生きられることもあります。これまでそういうことをせずほとんど無自覚だった状態に、自覚を取り入れるのですから、日常や人生に変化もあるでしょう。

でも、それで済むなら、生きることは、人生はそれほど問題にはならないわけです。それでは済まないから、様々な問題が起きて、悩み苦しむことにもなります。

本当の「あるがままに気づく」「今を生きる」とは

私たちはあるがままには気づけない自分になっている

次を注意集中して見てみてください。マインドフルネスに見てみてください。

引用:http://www.cocomita.com/

もしかして何の絵だと考えしまたか。そうだとしたら判断しようという意識が働いたことになります。何かの絵だという考え・解釈を持ちましたか、そうだとしたら判断したことになります。

「なにを言ってるんだ、そんなことをするのは当たり前じゃないか」と思うかもしれませんが、マインドフルネスは「判断や解釈・ジャッジ」をしないで観ることのはずです。

でも、私たちはこのように自動的に判断や解釈やジャッジをするのです。そう脳が働くのです。

さらに、この絵はだまし絵で、象にも白鳥にも見えるように描かれていますが、それぞれに思う人がいます。だまし絵と気づく人もいます。

象だと思ったからダメなわけではありません。白鳥と思ったからダメなわけではありません。マインドフルネスとはそういうことではありません。

それよりも、同じ絵を見ても、人によって違う絵と観る。では「あるがまま」とはいったい何なのでしょう。同じ自分でも時によって、同じ絵を違う絵だと判断します。

この絵のことに限らず、私たちは、同じ食べ物を好きになったり嫌いになったり、同じ人をそうなったりします。そうして様々な思いになったり感情になったりもします。怒ったりもします。悲しんだりもします。

判断、解釈、ジャッジは無意識に自動的に起きてしまいます。そして、注意集中して見れば生きれば、「あるがまま」に観えたり、「今を生きる」ということには簡単にはならないのです。

本当のマインドフルネス瞑想、マインドフルネスとは

本当のマインドフルネス瞑想は、「今ここに集中」だけではありません。それではまるで禅のようです。

本来の本当のマインドフルネス瞑想とは「あるがままに気づけない自分」「今を生きれない自分」であることがそもそもの前提・課題で、だから気づける、生きれる自分になるための訓練として、マインドフルネス瞑想をしようというものです。

マインドフルネス瞑想を教えている多くの人が評価・解釈・ジャッジせずにと教えますが、評価・解釈・ジャッジしているという自分に気づくことが、実はマインドフルネスでは重要なのです。

自分の外側についではなく、自分の内側、自分の心身の現象をそのまま気づくことを繰り返していくことで、そのことに気づくとともに、評価・解釈・ジャッジする自動反応・自動思考も変わってくるのが本当のマインドフルネス瞑想です。

先ほどの絵の例で言うと、本当のマインドフルネスになっている人は「私は今、絵を見ている」「私は今、何の絵かと考えている」「私は今、象の絵だと思った」「私は今、白鳥だと思った」…という気づきを持ちます。常に、そのような気づきを持ちながら暮らすようになります。そうして、「今を生きる」ことができるようになっています。

習性を養い、脳をきれいし変化させる

マインドフルネス瞑想は、そういうマインドフルネスな人になるために、習性、潜在意識、脳が変わって、本当の「今この瞬間、今この瞬間をあるがまま・ありのままを正しく気づける」人に変わることができるものでなければ、本当はならないのです。

今のままの自分で、意識的にも無意識にも、見ることは聞くことは、判断・解釈・ジャッジすることは、正しいでしょうか、適切でしょうか。

まず、無意識にただ流されてしまう自分から、流されずにいられるような自分になる必要があります。流されない習慣、習性を持つ必要があります。「気づきの習性」を持つ必要があります。

そして、私たちは顕在意識も潜在意識も汚染されています。ですから、今のままの自分の意識・無意識のままでは、真のあるがまま、正しくあるがままに受けとれる状態ではありません。

さらに、私たち人間の日常、人生のありようのほとんどを決めているのは潜在意識と動物脳です。私たちは潜在意識の脳と動物脳の自動操縦、自動反応・自動思考でほとんど生きています。

ですから、より良く生きるには、脳を制御し脳の自動操縦の回路をきれいにする必要もあります。

本来のマインドフルネス瞑想の本当の効果・価値とは

サマタ瞑想は「今ここに集中する力」を養い、そうすることでの効果があります。ヴィパッサナー瞑想は「今この瞬間、今この瞬間をあるがままを正しく気づける習性、力・能力」を養う瞑想です。

サマタ瞑想は、今の五感、心をまっさらにしてする瞑想で、そういられることを目指すものです。先に説明したように、今のままの五感、心は汚れているからです。

ヴィパッサナー瞑想は瞬間瞬間に起きる心身の現象にその瞬間瞬間に気づき、平静に観察し続ける瞑想法で、気づきの習性がつき、脳がきれいになり変化して、あるがまま正しく気づけるようになる瞑想です。

そうして、マインドフルネス瞑想は、これまでの自分を変える、人生を変えるノウハウやセラピーとは異なる変化、段違いの変化が生まれてきます。

マインドフルネス瞑想は従来のノウハウやセラピーとは違うレベルの効果

それらのほとんどは、意思の力で顕在意識で思考・行動を変えようとするものです。

しかし、悩み苦しみを経験し、変わりたい、でも変われないともがいた人は意思の力、顕在意識で自分の間違いを自覚したり思考や行動を変えられない、それでは済まないと知っているはずです。

でも、出回っているもの多くは違うので、悩み苦しみながら違うものに手を伸ばし続け、悩み苦しみ続けることになってしまいます。時間もお金もかけて。

人間は、顕在意識の意図的な思考による価値観や行動の転換では、なかなか変われるものではありません。変われたと思うときもありますが、生きている毎日、人生を変えようというのであれば脳の潜在意識の回路まで変える必要、動物脳の状態・働き方まで変える必要があります。

私たち人間は、意図的な思考や意思の顕在意識で生きている面はほんのわずか、潜在意識、無意識と動物脳の自動反応・自動思考によって、瞬間瞬間生きている面、時間がほとんどだからです。

言うなれば、私たちのメインコンピュータは脳の潜在意識、無意識の回路、動物脳。メインコンピュータがそのままでは、自分は、自分の毎日、人生は変わりません。

また「潜在意識から変わる」というノウハウもみかけますが、ちょっとのことで可能等々と宣伝して、人を呼び込んだり、科学的検証のないものが氾濫しています。

そして、顕在意識で変わろうとするものも潜在意識からというものも、自分だけで自力でできる手段を持てないために、サポート者に繰り返しサポートを受け続ける依存する形になってしまう場合が少なくありません。

正しいマインドフルネス瞑想は自然に「人間」を根本から変えるもの

それに対して、正しいマインドフルネス瞑想は、真に潜在意識から変われる、動物脳の制御力もあがる技術、訓練法で、さらに自分でできる手段を持てる技術、訓練法です。

現代版のマインドフルネス瞑想はアメリカで禅、サマタ瞑想+ヴィパッサナー瞑想をもとに構築され、いずれもストレス緩和医療や、精神医学、脳科学で効果が科学的検証されてきました。

そして、特にヴィパッサナー瞑想は強力に「人間」を中身から変えるものです。脳の可塑性と言って脳は変化するものだとかなり前からわかっていますが、ヴィパッサナー瞑想は脳を変える力が高くあります。

正しいマインドフルネス瞑想のし方で正しく瞑想を続けて現れる変化・効果

リラックスできる、集中できるようなる、集中力が高くなる、免疫力が高まるなどだけでありません。脳が変わります。潜在意識、無意識が変わります。

パソコンの中の構造や配線が変わるように、脳の構造・配線が変わるとイメージするとよいでしょう。構造・配線が変われば、現れるもの・現れないものが違ってきます。反応や認識、感情、情動なども変わってきます。

潜在意識を変えることは、正しいマインドフルネス瞑想以外では、相当な期間を要するかできないですが、正しいマインドフルネス瞑想は脳が変わり、それを静かに速やかにかなえます。

マイナス思考が根底から変わる

正しくマインドフルネス瞑想をできるようになれば、暮らしていてマイナスの思いや感情になりはじめたら、すぐにそれを停止させることができるようになります。

さらに、繰り返し思い出してはマイナスな思いや感情になっていることがあるなら、そうなっている潜在意識・脳の回路が変わり、同じことをマイナスに思い起こさなくなったり、思い起こすこと自体がなくなります。

痛み・苦しみが根底から変わる

マインドフルネス瞑想によって体の部分の痛みや違和感も緩和されます。そして、痛みや違和感が消えてしまうこともあります。

高い気づきの力を持てるようになると、痛みや苦しみがあっても苦しまず観ていられるようにもなります。

情動が変わる

出来事によってや自然に自分に現れてくる思考・感情に気づけるようになるとともに、平静に気づいていられるようになります。そうして、それらにふりまわされないようになれます。

また、瞑想の繰り返しによって記憶によって引き起こされていた心身の現象の現われが消えると、その記憶がもとになっていた情動全体が減少したり起きなくなることも起きます。例えば、怒りや不安などの情動全体が減ったり無くなります。

高次元での自己コントロール力、脳の休息と有効化

自分の思考・感情、動作が生まれる瞬間をとらえられるようになり、高い次元での自己コントロールが可能になります。

脳は休まり疲れなくなります。私たちの疲労は体の疲労ばかりではありません。脳も疲労します。疲労した脳は十分な働きができないため、その状態では私たちは十分に活動できないばかりか、ミス、不適切な判断やことをしてしまいます。脳の疲労は体も疲れさせています。

脳が休まる一方で、脳のネットワークが適正に働くようになり、より有効に機能するようになります。

見える・聞こえる・感じるが変わる

脳の構造・配線が変わり処理能力が高くなり、速度は速くなります。処理能力が高く、処理スピードの速いパソコンに変わるとイメージするとわかりやすいかもしれません。

これまで気づかなかったことに気づくようになります。たとえば、暗闇の中をゆっくりと進んでいるカタツムリの気配にさえ気づけるようになったりします。

これまでの見え方や聞こえ方とは異なる次元で見えるように聞こえるようになります。

たとえば音をただの音としてではなく、数十メートル離れたスピーカーが振動して、その振動が空気を伝わって、その振動を耳が受け止め、脳が音と認識するプロセスとしてわかるようになります。

智慧が生まれてくる

生まれてくるというのは、知識として知っているとは違うレベルということです。

すべては変化する、無常であること、すべては無我であることの理解を、理屈ではなく意識下に持つようになります。智慧が生まれてきます。そうして、智慧とともに、真のあるがままに気づける人、気づいている人になります。真のマインドフルネスな人間になります。

智慧によって物事をとらえ判断できるようにもなり、日常にいて静かな安心や安定がもたらされるようになり、焦り、不安、イラダチ、怒り、不満等々のネガティブな情動はほぼ起きない人に変わります。慈悲の心も現れてきます。

本来のマインドフルネス瞑想は一生の宝になる

本来のマインドフルネス瞑想は、こうして、あなたを根底から変え、変わったあなたの毎日、人生は変わります。

私たちは、ストレス、葛藤のとても多い社会で生きています。日々、常に、心身はストレス、葛藤にさらされています。私たちは心身を守らなければいけません。

本来のマインドフルネス瞑想は、私たちの心身を守る技、力になります。一度、身につければ、一人でいつでもどこでもできて、自分を守れるようになれます。一生の宝になります。

おわりに

ここまでみてきたように、マインドフルネス瞑想にはヴィパッサナー瞑想の要素が欠かせません。そして、サマタ瞑想も含んでいます。

私は禅僧で禅をして、サマタ瞑想をして、ミャンマーで本場のヴィパッサナー瞑想を本格的にトレーニングして、劇的な変化、潜在意識・脳が変わる経験をし、洞察智も得られ智慧の階段も上ることができました。マインドフルネスを会得しました。

こうして私は、マインドフルネス瞑想だからこそ得られるものを知っています。そのすごさ、素晴らしさを実体験から知っています。

ちまたに出回っているお手軽な瞑想法や本来のマインドフルネス瞑想の要素がない瞑想法で満足してしまうことも可能です。たいていの瞑想は、すれば、しないより気持ちが良かったり、何らか異なる感じを感じられます。

でも、私は知ってしまっているので、皆さんにぜひ、正しいマインドフルネス瞑想をできるようになってほしいと思います。あなたが、正しいマインドフルネス瞑想を学べ、身につけられるよう願っています。

おすすめの2つのコース

あなたが求めるのは、次のどちらのコースでしょう。どちらも、好きな時間に自宅などで学んで、しっかり着実に本当のマインドフルネス瞑想をできるようになれます。

ポピュラーコース

マインドフルネス瞑想の根本のすべてをしっかり修行、トレーニングした瑞雲信人が、現代のストレス社会でより良く生きたいという人たちのために効果的なマインドフルネス瞑想の瞑想法をわかりやすく着実に習得できるようにしたコースです。

きちんとマインドフルネス瞑想の様々な瞑想法をできるようになれる、わかりやすく順調にレベルが高い瞑想をできるようなれる、すぐ日常生活に仕事にマインドフルネス瞑想を役立てられる方法を使えるようになれると好評です。

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瞑想専修コース

マインドフルネスのもともとの瞑想の仏教のサマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想を習得できるコースです。本場のミャンマーで本格的なトレーニングをして、ひじょうに高い成果を得てきた瑞雲信人が本場でトレーニングをするのと同じように学んでいただけるように開発しました。

瞑想の力がしだいにつくことを考慮して、禅 ⇒ サマタ瞑想 ⇒ ヴィパッサナー瞑想の簡易版 ⇒ 本格版と順に進むなど、とても考えられたプログラムになっています。

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