マインドフルネス瞑想の効果に不満足、解決する方法・策
マインドフルネス瞑想は流行して取組む人が増えるようになりましたが、しだいに効果を得られていない、効果に疑問や不満があるという人が増えています。
満足できない、何か違っているのではないか…と思えることは向上のチャンスです。そうも思えず、マインドフルネス瞑想をしていると満足している人が少なくないからです。
効果に満足できない、本当は効果をたいして得られてないのに満足してしまっている人が少なくない、どうしてそういう人が増えるようになってきたのか、どうしたらよいのか。
体系的にしっかり詳しくわかりたい場合は、入門コース(無料)を受講していただければと思いますが、この記事では概要を説明したいと思います。
マインドフルネス瞑想の効果に不満足になる原因
結果的に不満足になる、たいして効果が得られないということは、していることに原因があります。していることが因で効果はその果です。
そのようになることをするようになるのは、マインドフルネス、マインドフルネス瞑想について一般に説かれている説明、されている方法にそうなる問題があるからです。
マインドフルネスとは何かのレベルの問題
詳しくは先ほど申したように無料の入門編を利用していただきたいですが、そもそも「マインドフルネスとは」どういうことかが、昨今の一般的な説明はレベルが低いです。
それは、マインドフルネスが本来のものから、医療・心理療法、ビジネスなど、特定の分野で実利的な効果を得るものとして応用されて、それが多くの人に言われたりされるようになり、それを多くの人がマインドフルネスと思うようになったからです。
もちろん、それらをすることが悪い、間違いということではなく、ただ特定の目的のためのものでそれにそったやり方になっていて、その解釈の説明になっているということです。
あなたがどのレベルのマインドフルネスを求めるかです。
例 方便のマインドフルネスと本当のマインドフルネス
例えばこの二つの違いがあります。
わかりやすいのは、一般的によくされている食べる瞑想やイーティング・エクササイズと言われているものやり方です。
食べ物をよく見て認識する、しっかりと触れて認識する、口に入れての感触や味覚などもしっかりと認識する…というように、通常よりも注意集中して認識することをします。
そして、通常では見落としていたことや自覚せずにいた感触や味わいを感じたりして、本当の味がわかる等とも言い、こういうことがマインドフルネスと説かれていたりします。
実はこれは方便的なマインドフルネスです。そう理解していないで、これがマインドフルネス、こういうやり方がマインドフルネス瞑想だと思っていると、本当のマインドフルネスになれることは遠くなってしまいます。
本当のマインドフルネスは、意図的に意識的に自分の外部の物事をもっと認識しようとすることではありません。そのためのマインドフルネス瞑想も違います。
ですから、本当のマインドフルネスになるための食事の瞑想はやり方がまったく違います。
例 意識して注意集中することを中核にしずき
マインドフルネスは注意集中することと解釈し思っている人も少なくありません。しかし、本当のマインドフルネスはそれはごく一面の力です。
さらに、日常生活の中で、今、意識的に集中しようというのではなく、本当のマインドフルネスは自分の心と体の現象の瞬間に自然に集中力が働いて、ありのまま気づくことです。
マインドフルネス瞑想は、そうなれるようなやり方の瞑想に取組みます。それは今ここに集中という瞑想方法はサブで、メインは瞬間瞬間に気づき続ける瞑想法です。
本当のマインドフルネスになるには、今ここに集中の瞑想法と、今この瞬間の自分に気づく瞑想法を別にそれぞれしっかりとしたものに正しく取組むことが大事です。
例 禅や坐禅とあいまいになっている
注意集中すること、今ここに集中を中核にするのは、日本の場合は禅の影響が大きく、著名な禅僧がそのようにマインドフルネス、マインドフルネス瞑想を教えているということもあります。
しかし、禅とマインドフルネスは違いますし、坐禅とマインドフルネス瞑想は違います。同じようにしたら、両方とも質が落ちます。でも、そうは思わずにしている人が多い。
マインドフルネス瞑想の効果の解決
上記のような原因をつぶせば解決します。
本当のマインドフルネスとは何かの理解を
本当のマインドフルネスとは何か、どういうことか勘違いしていたら、本当のマインドフルネスになれず、なれても勘違いしているマインドフルネスまでです。
本当のマインドフルネスとは何か、また、それによってもたらされる効果や状態はどういうものかゴールを知ることが大切です。
それになれるマインドフルネス瞑想を知る
ゴールを達成するには、それにふさわしいやり方・取組み方がありますが、マインドフルネス瞑想もそうです。ふさわしくないものにいくら取り組んでも、ゴールには届きません。
ネットや本などで知らされ、ほとんどの講座やセミナーでされているやり方のマインドフルネス瞑想は、特定の分野の実利目的で加工されたものです。
ですから、達成できてもその目的どまりなりますが、それでは満足できないという人が増えているわけです。
リスクや危険性、無駄なことも知る
マインドフルネス瞑想にはリスクがあります。危険性もあります。そのことを知らずに取組んでいる人がとても多いのも問題です。
事前に知っておいて、そうなりそうな時やそうなった時に気がつけて、適切な対応ができるようになっておくことが大切です。
また、マインドフルネス瞑想の流行に便乗して、マインドフルネス瞑想がビジネスの道具にもなっている面があり、取組むのに必要のないもの・こと、弊害になることに時間やお金を使っている人も少なくありません。
適切な人から適切な習い方をする
上記のようなことをきちんと教えてくれて、導いてくれて、本当のマインドフルネスのゴールに到達させてくれる指導力のある人から習うことが大切です。
そして、そういう人だとお金がたくさん必要になるわけでもありません。それどころか逆の傾向があります。
一部や少しのことで時間を取り、たくさんのお金を取るようでなく、きちんと力がつくように総合的に教えられて、低料金で教えている人を必ずみつけられます。
よかったら、弊社のマインドフルネス瞑想のプログラムがどのようなものか、参考記事を読んてみてください。入門コースは無料でもあります。
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