なぜ、ブッダのマインドフルネス瞑想をするのか、するとよいのか
私はブッダのマインドフルネス瞑想をすることをお勧めします。
1つは、マインドフルネス瞑想として本来のもので、本来の高いマインドフルネスの効果まで得ることのできるものだからです。
そして、ブッダは苦しみから解放され、より良く生きるために「気づきを前面において生きなさい」と説いていましたが、ブッダのマインドフルネス瞑想はそれができるようになるトレーニングです。
ブッダのマインドフルネス瞑想は「気づきを前面において生きる」ことができるようになるために、日常に生かすその習性と力をつけるとともに、心や体、脳を変えます。
日常の普通の生活では、これらはなかなかできず、かないませんが、ブッダのマインドフルネス瞑想では日常の生活ではなかなかできない体験をいっきにすることになり、その体験をもとにトレーニングし、これらを実現します。
日常の生活では、自分の心と体の現象に気づいていようとしても困難です。ですから、坐る瞑想、歩く瞑想に取組むことによって、体験の場をつくり出し、トレーニングします。
また、ブッダのマインドフルネス瞑想には日常で自分の心身の現象に気づくやり方、トレーニング法もあります。
そして、ブッダのマインドフルネス瞑想によるトレーニングをつんでいると、瞑想中や日常で、ふとしたときに、智が現れることもあります。アーナンダや、昔の禅の高僧に、日常の何気ない瞬間に大悟した話が伝わっていますが、彼らのようなことがあります。
なぜ、ブッダのマインドフルネス瞑想をするのか。するとよいのか。
瞑想は5000千年以上の歴史があるとも言われますが、人類の貴重な心のトレーニング法です。私はその中で特にブッダのマインドフルネス瞑想をすることをお勧めします。