この講座は、効果を得られる瞑想を効果的にできるようになり、本当のマインドフルネスの効果を得るため、ていねいに段階を踏んで取組んでいきます。
ステップ2は瞑想の実践のための基礎づくりと基礎トレーニングです。次のように取組んでください。
ステップ1で学んだ「日常の実践の土台・生活態度を整える」を心がけましょう。瞑想に取組んでなかなかうまくいかない場合、日常の生活の暮らし方、あり方が影響していることが少なくありません。
そして、まず
基本の呼吸方法の訓練1と2
基本の呼吸方法は腹式呼吸です。「なんだ腹式呼吸か」と思う人もいますが、腹式呼吸がきちんとできているかどうかで瞑想は全く違うようになります。瞑想状態の入りやすさ、持続性、効果、安全性は腹式呼吸でないと低くなります。
メインページと動画でやり方を理解して、訓練に取組みましょう。寝た体勢でもできます。
そして、腹式呼吸で丹田呼吸にまでなっていると瞑想の効果がさらに高くなり、そして日常の心の安定や人生の安定にもよりいっそうつながります。そこまでできるようになりたいという場合は、メインページで訓練2を読んで丹田呼吸の練習にも取組んでみましょう。
禅で瞑想実践の基礎
禅の坐禅、歩き方で、呼吸、坐り方、心の持ち方、歩き方の基本を理解して取組んで習得します。また集中する、リラックスすることの取組み、瞑想に取組む習慣化をはじめます。
これによって、今後のステップの瞑想の取組みが格段にスムーズになり、効率的・効果的な習得が可能になります。
メインページの項目を順に読んで取組んでいけばよいようになっています。
調息
腹式呼吸をして、さらに瞑想時の呼吸のしかたの基本を習得します。調息・集中を助ける方法をメインページで様々紹介してあります。
呼吸の4種類の状態も説明してあります。今後、瞑想を実践していくうえで、質の高い呼吸をできているか気づけるように知っておきましょう。
調身
坐禅で坐る瞑想時の姿勢の基本の型を習得します。坐禅の姿勢は、本格版、簡易版、寝た体勢でする方法の3種類をメインページで説明してあります。本格版と簡易版には動画もあります。
瞑想実践の基礎としては簡易版でよいです。寝た体勢は坐るのが困難な場合や寝た体勢で取組みたいときにします。本格版は本格的な坐禅をしてみたい場合にします。
なお、通常の生活をしながら、またストレスの多い日常を暮らしている場合、寝た体勢で瞑想をすることが役立ち、助けになります。
まず本格版の説明をメインページで読んで、坐禅の坐り方とはどういうものかを知りましょう。そして簡易版、寝た体勢でする方法を説明を読んで理解しましょう。
やり方を理解したら取組むときに音声ガイドも役立てられます。
調心
坐禅で瞑想中の心の持ち方をメインページで学びましょう。多くの人がカン違いをしていることですが、今後の瞑想にも共通することです。
呼吸を整える、集中を高める特殊訓練
実際に坐禅に取組んでみて、よりいっそう呼吸を整え集中を高めたいという場合には、特殊な訓練法を紹介してあります。
禅の歩く瞑想
メインページで日常の禅的な歩き方と経行(きんひん)を学べます。日常の禅的な歩き方は動画も役立ててください。
日常の禅的な歩き方は、今後のステップに出てくる歩く瞑想の基本的な歩き方になります。また、日常の中でできて負担がかからず集中の能力を高められ、日常生活に役立つものです。このステップでに限らず取組んでください。
禅の経行は無理には取組まなくてもよいです。このステップは第1に瞑想の習慣化を優先していただきたいので、経行まで取組むと負担がかかりすぎるという心配と、歩く瞑想は日常以外でするものはステップ3以降のやり方からはじめればよいからです。
慈悲の瞑想に取組む
この講座は、慈悲の瞑想を4段階でレベルアップしていきます。このステップはレベル1でもっとも基本の部分です。メインページの説明、動画でやり方を学んで取組みましょう。
そのほか
参考ページに、坐禅の関連の作法、禅の坐禅の奥義書を紹介してあります。もし興味があったら読んでみてください。奥義書は仏法、禅、坐禅とは何か、坐禅の真髄を知ることができます。
ブラッシュアップページを
ある程度の取組みができたら、目次から「ブラッシュアップページ」を読んで、学んだこと、取組んだことの振返りや強化などをしてください。
サポート指導を受けましょう
自分だけの判断・評価では自分の枠に収まり続けてしますから、サポート指導を受けましょう。