― 「出来事の意味」を変えれば、感情も行動も変わる
ステップ2で、「リフレーミング」について学びました。リフレーミングとは、出来事への意味づけ・とらえ方を変える技術でした。
- 出来事は一つでも、意味づけは無数にある
- 見方を変えれば、感情も行動も変わる
- 問題と思えたものの中にも、成長やチャンスの芽が隠れている
ここステップ7では
このリフレーミングの力を、さらに
- 未来を創造するために意識的に使う
- 人生のストーリーを前向きに書き換える
そんな実践につなげていきます。
リフレーミングの意義:未来を自由にするために
私たちの未来は、過去の出来事そのものではなく、それをどう意味づけるかによって、形作られます。
同じ過去でも、新しい意味を与えれば、全く新しい未来を選び直せるのです。
出来事に縛られるのではなく、「出来事への見方を変えることで未来を変える」。それが、リフレーミングの本当の力です。
たとえば、こんなリフレーミング(未来視点)
出来事 | 一般的な意味づけ | リフレーミング例 |
---|---|---|
転職に失敗した | 「私はダメだ」 | 「本当に自分に合った仕事を見つけるためのプロセスだった」 |
人間関係でトラブル | 「人間関係は怖い」 | 「自分に合う人間関係を選び直す機会だった」 |
大きな失敗を経験した | 「恥ずかしい過去」 | 「失敗から立ち上がる力を育てた人生の財産」 |
リフレーミングを意識的に使うと、未来へのエネルギーが自然と湧き上がってきます。

未来を創るリフレーミングをしてみよう
- 過去の出来事で、今でも心に引っかかっているものを一つ思い出す
- そこにどんな意味づけをしていたか、正直に書き出す
- 未来に進むために、新しい意味をつけ直してみる
【 ワーク記入例 】
出来事 | 現在の意味づけ | 未来志向のリフレーミング |
---|---|---|
昔、夢に挫折した経験 | 夢を諦めた自分は弱い | 自分を守りながら、次の挑戦に備えた |
未来の自分が微笑みかけてくれるような、そんな新しい意味を、自分に贈ってあげましょう。

「意味づけを変えれば、未来は変わる」
- 過去の出来事は変えられない。
- でも、過去に与える意味は、いくらでも変えられる。
意味づけを変えるたびに、あなたは新しい未来を生き始めます。
リフレーミングの力は、あなたを「過去の囚人」から「未来の創造者」へと変えてくれるのです!

- リフレーミングを、出来事の意味づけを自由に書き換える技術、未来志向で使っていこう
- 過去を超え、未来を自由に創るために、見方を変える力を育てよう