前ページでも紹介しましたが、ストレスに気づくことに役立つよう、前ページとは少し異なる分類で、マイナスのストレスの過剰が続くと現れてくる変化や状態・症状を紹介します。
このような変化、状態・症状が現れてきたら、必ず、ストレスへの対応をしましょう。
CHANGEのこのプロクラムやマインドフルネス瞑想のプログラムなどが役立ちます。また、症状が重い場合は病院に行くことも考えましょう。
精神面(情動変化)
情緒不安定になりイライラしたり、不機嫌になったり、落ち込んだり、強い不安になったり、気力、集中力の低下、家事や仕事がなかなか進まなくなる、など
身体面(身体反応)
自律神経系の機能が乱れて自律神経失調症の症状が出てくる。倦怠感、疲れやすい、頭痛、肩こり、動悸、めまい、胸の痛み、呼吸不全、便秘、下痢、腹部膨満感などの胃腸症状、など
行動面(行動変化)
タバコ、酒の量が増える、過食、派手な買い物、遅刻・欠勤、引きこもり、攻撃的言動、など
状態・症状
- 不安 理屈に合わない対象に著しい不安を感じる、理由はないのに不安になる
- 恐怖 その状況にふさわしくないような発作的な怖れが出現する
- しらけ 身の回りの万事に対して無関心で無気力になっている
- 不満 明らかに非があるのに他に極端に不十分な感じを抱いてしまう
- ひがみ 出所・原因が不明で周囲に過敏に反応し、とかく物事を悪い方に解釈する
- 間違い 不注意な失敗を多発しながらも、自覚に乏しい場合
- 孤立 ある時期から一人になり、人と打ち解けようとしなくなっている
- むら気 感情面で移り変わりが激しく、自分勝手な言動に反省がない
- 陽気 場の状況、周囲を無視した、度を越した陽気さ
- 憂鬱 沈みがちな態度や言動が数多くみられる、続く、理由もなく落ち込む
- 自責 自分はダメだと自己否定感情がわき上がってくる
- 物忘れ ど忘れがひんぱんになる
- 億劫 日常生活のことも、しようとする気がおきない、行動できない
- 焦燥感 将来が気になり、気がせいてイライラする
- 散漫 集中できない、根気が続かない、途中で何をしていたのかわからなくなる
- 疲労感 理由もないのにだるさが続く、些細なことでとても疲れた気がする
- 食欲 食べたくならない、味を感じない、食欲がないのに無理に食べる
- 不眠 眠れない、夜中や明け方に目が覚め眠れない、何度も嫌な夢で目を覚ます
- 視線 他人に見られているような気がする、人に見ぬかけるようで怖い
- あがり症 人前だと赤面、手が震える、汗が大量に出る、どもる、声がでなくなる
- におい 自分のにやいを人が不快に思うと気になる