リラクゼーション法

リラクゼーション法は日常の中でできて、ストレスを緩和できる方法です。いくつか紹介します。これらを暮らしに取り入れてすることも良いことです。

次を読んで、実際に試しに今してみましょう。

呼吸法は、特に覚えて、できるようになっておくと、日常生活で、マイナスの思考や感情にとらわれた時にすると、そのとらわれから解放されることができます。

呼吸法

特別に時間を取る必要がなく簡単にできる呼吸法を3種類ご紹介します。

できるようになっておくととても重宝します。例えば、仕事などで緊張しているときなどに、すぐリラックスして緊張から解放されることが可能です。

なお、このステップの次のページ以降に「重要な呼吸」のページがあります。これらのページで学べること・方法もとても役立つので活かしてください。

簡単リラックス呼吸法

  1. 両手を肋骨の最下部、横隔膜の上に置く。
  2. 息をゆっくりと吸い込んで、横隔膜が拡張するのを手で感じる。
  3. ゆっくりと横隔膜を押しながら、息を長く吐き出す。

  (上記を4,5回繰り返す)

調息法

  1. いち、に、さん、し、と、鼻で息をお腹いっぱいに吸い込む。4秒間息を止めます。
  2. いち、に、さん、し、と完全に鼻で息を吐き出します。(「し」は長く)

  この動作を3~4分繰り返す。

バルサルバ法

  1. 鼻をつまんで、口で息をゆっくりと吸い込む。
  2. 息を止めて、ゆっくり1~5まで心の中で数える。
  3. ゆっくりと長く息を吐く。

筋弛緩法

意識的に筋肉を弛緩させリラックス状態をつくり、不安や緊張をやわらげようというものです。

次の段階を、特別に時間をつくってすべてするか、どれかだけをできるときにします。

すべてゆっくりとします。一つ一つの区切り(1行ごと)に数秒時間を取るようにします。

第一段階 腕の筋肉
  1. こぶしを力強く握り、両腕にも力を入れて前に突き出す。
  2. 肩にも力を入れて、ひじを曲げ両腕を肩の方へひきつける。
  3. ゆっくり全体の力をぬきながら両腕を下ろしていき、指も開いて手の力も抜く。
  4. 力がすっかりと抜けた筋肉の感じをしばらく味わう。
第二段階 顔の筋肉
  1. 力を入れて額にしわをつくり数秒間そのまま。力を抜き戻す。
  2. 力を入れて目を固く閉じ数秒間そのまま。力を抜き楽にする。
  3. 力を入れて歯をかみ締め数秒間そのまま。力を抜き戻す。
  4. 力を入れて舌を歯ぐきに強く押しつけて数秒間そのまま。力を抜き戻す。
  5. 力がすっかりと抜けた筋肉の感じをしばらく味わう。
第三段階 首、肩、腹の筋肉
  1. 力を入れて、あごを強くひき数秒間そのまま。力を抜いて戻す。
  2. 力を入れて首を左に強く傾け数秒間そのまま。力を抜いて戻す。
  3. 力を入れて首を右に強く傾け数秒間そのまま。力を抜いて戻す。
  4. 力を入れて肩をすぼめ数秒間そのまま。力を抜いて戻す。
  5. 腹に力を入れて数秒間そのまま。力を抜いて戻す。
  6. 力がすっかりと抜けた筋肉の感じをしばらく味わう。
第四段階 下半身の筋肉
  1. 足を伸ばして、ふとももの筋肉に力を入れて数秒間そのまま。力を抜く。
  2. 膝を曲げて、ふくらはぎの筋肉に力を入れて数秒間そのまま。力を抜き戻す。
  3. 力がすっかりと抜けた筋肉の感じをしばらく味わう。

試しにしてみて、これをするようにしていこうなどの感想があったらノートに書いてみましょう。