自我状態の特徴(3)

グラフの形が次のどの型かでも特徴の理解が可能です。

ワークをしよう

自我状態の分析の結果の続きをします。PDFやノートに記入します。

つくったグラフを見て次をします。

  1. 自我状態の分析の結果に該当する型は下記のどの型かを探します。その型と自分でメモしておこうと思う特徴、今はマイナスに出ていて変えたいと思うことや、思ったことや気づいたことを書きます。
  1. 書いたことを見返してみて、思うこと、気づくこと、メモしておきたいことを書きます。

自我状態の型とその特徴

へ型 円満型

NPが頂点のへの字型。

思いやりを重視しながら、正しさや理性を活かし、自由も尊重し協調しようとする。

N型 献身型

NP、ACが高くFCが底のN字型。

自己否定的で他者依存的。他者への配慮や温みはある一方、言いたいことが言えず嫌な感情をひきずりやすい。自律神経失調症になる傾向。

逆N型 自己主張型

CPとFCが高い逆N字型。

自己中心的で自己主張が強い。責任の所在は他人にあり、自分は常に正しいと内省が乏しい。

V型 葛藤型

CPとACが高いV字型。

自分や他人に「べき」「ならない」という厳しい自分がいる一方、口に出せない、他人の評価を気にして自分を抑圧する自分がいて葛藤する。

W型 苦悩型

両端のCP、ACが高くAも高いW字型。

葛藤状況はV型と同じだが、現実を振り返って思索したり分析しようとして悩みはV型より深刻となる。潰瘍やうつ状態になりやすい。

M型 明朗型

NP、FCの2つが高く他はそれより低いM字型。

明るく朗らかでも他人に対する思いやりがあり、好奇心旺盛で楽しいことが大好きな人。

右下がり型 頑固型

CPが頂点で右にいくにつれて下がっている右下がり型。

頑固で他の人の意見に耳を貸さない。他者のすることにカリカリすることが多い。