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六処に関する縁起に気づき苦から解放

このページの講義で学ぶ「六処(ろくしょ)」に関する縁起の知識は、ヴィパッサナー瞑想で気づきの力、メタ認知の力が開発されてきたときに、それを活かすためにとても役立ちます。ヴィパッサナー瞑想は六処に関連する縁起を自覚するようになり制御するものと...
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克服すべき「煩悩」とは

ヴィパッサナー瞑想は、日常生活で気づき、メタ認知=自分への客観的な認識をできるようになり、より良いありかたをできるようになることで、清浄行、自己浄化を可能にするものです。そして、仏教では煩悩を克服していこうと説きます。そこで煩悩について学ん...
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善い行為の六波羅蜜とは

六波羅蜜(ろくはらみつ)は大乗仏教における6種類の実践徳目で「六度」とも言われます。インドの古いパーリ語で書かれた釈迦の過去世物語のジャータカなどにすでに記されていますが、初期の大乗仏教の経典がそれを集大成しました。次の6つです。六波羅蜜は...
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悪い行為、善い行為の判断基準

仏教の基本的な立場、根本の教理は「縁起」です。そして次のように言います。善因善果(ぜんいんぜんか)悪因悪果(あくいんあくか)自因自果(じいんじか)善い行為をしたら善い果、悪い行為をしたら悪い果、そしてキリスト教で言うように自分のまいた種の果...
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持つべき善友とは

ブッダは弟子に、仏教の修行は善友、善き友を持つことがひじょうに大事と説いていました。修習・修行が成就するかどうかのほとんどはそれにかかっていると。関わる人を選べということではないまず、ブッダが善友が大事と言ったということから、関わる人、関わ...
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安易に惑わされてはいけないこと

ちまたに出回っている情報、見た感じの良い人、人当たりの良い人、知識の多い人、地位の高い人、有名人、著名人などの話を信じる。そういう傾向はないですか。ブッダはそういう傾向があることへの注意を説いていました。ブッダは、事実や本質ではないことに惑...
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他教・他宗を否定したり見下さない

自分の関わっている宗教・宗派、団体以外を否定したり見下すようなことを見聞きしますが気をつけたいことです。仏教を信じている人が仏教が最高で他はだめだと排他的な言動をするのを見聞きすることがありますがそれもそうです。前のページの講義「正しい見解...
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教理で他者の評価・断定はしない

ここまで仏教について学び、仏教の瞑想に取組んできていますが、このページと次のページの講義は仏教・宗教への造詣が深くなってきたときの大事な注意です。人に対してその言動に、例えば「あなたは執着がある、執着している」等と評価して断定的に言うのを見...
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仏教の根本の教理などを知る価値は

ここまでの講義で、四聖諦や諸行無常、諸法非我・無我、一切行苦・皆苦など根本教理や慈悲(四無量心)について学んできましたが、これらを「知る」ことはどんな価値があるでしょう。物知りになること、賢い人だと自分を思う、人から思われるためでしょうか。...
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仏教の根本の教理‐非我・無我

これまでのページで学んだように、八正道の「正見」の正しい見解や三相の中に「諸法非我・無我」があり、前ページで学んだように手放される見解のうちの二つが「我」に関するものです。ですから非我・無我の理解は重要です。「我」とは?例えば、諸法非我・無...