【動画による講義】
【文字による講義】
この歩きかたは、とても簡単で効果的で役立ちます。普段の暮らしで歩くときにすればよいです。このステップに限らず、役立てて効果を得ていくようにしましょう。
日常に役立ち、集中の力を開発できます。例えば、苦にならずに遠距離を歩くことができるようになります。階段をのぼるときに応用して楽に上るようになれたりもします。人間は注意・意識を向けたところに力が向き働きます。
そして、今ここにいられるようになる訓練になります。
やり方
普段の暮らしで、車などと接触する危険のないところで
- 通常の歩く速さで、2メートルほど先の下を見て歩きます。
- そして、一歩一歩の左足、右足それぞれに注意を向けて意識的に歩きます。
- 左足を動かすとき・動かしている間は、その左足を意識して歩き、右足を動かすとき・動かしている間は、その右足を意識して歩きます。
- 心の中で左足のときは「左」、右足のときは「右」と唱えるとやりやすいです。
- 左足を出すとき左足に意識を向け「左」と唱えて出し「左」と唱え足を進め、右足を出すとき右足に意識を向け「右」と唱えて出し「右」と唱え足を進める。これを繰り返して歩きます。
- こうして歩くと、左、左、右、右と歩みのテンポがよくなってきます。
- 手は普通で特別にする必要はありません。
- 歩くこと以外のこと、思考や感情や感覚などが現れても、それにはかかわることなく、足を動かしていることにだけに集中して歩きます。
なお、車や自転車、人やものにぶつからないようには気をつけてください。
応用
長い階段や自転車で坂をのぼるとき、同じようにすると、しないよりものぼりきれます。