言い訳は良くない、ではなくて…
世の中では「言い訳は良くない」という考えを良しとしていることが多いけれど、それって単純すぎないかな、と僕は気かがり。
たとえば、子どもには、きちんと「言い訳」をさせてあげて、きちんと聴いてあげることで、その子がどんなふうな思い、考えをもっているかわかるもの。
「言い訳は良くない」と思っていたら言わせてあげようとしなくなるし、聞く耳をなくしてしまうし、「言い訳はするな」と接してしまって、思いや考えを表現しない、できない子どもにしてしまうんじゃないかな。
これは、大人同士でもそうじゃないかな。
そして、こうだから、世の中がこういう考え方を良しとする風潮だから、一人で悩みを抱え込む人も多くなって、自分はネガティブだって自分を責める人も多くなって
心を病む人、暮らしに行き詰ってしまう人、自殺している人が後を絶たなくて、日本は特に多くの人が自殺していることにもつながっているんでしゃないかな。
「言い訳していいんだよ」、「言い訳して、それからそれをどうしょう」という考え、取組み方のほうが普通の風潮なら、ネガティブな思いや考えを表現する壁も低い世の中になって
もっと互いに思い、考えは聴ける世の中にもなって、それで改善・解決できて、多くの人が気持ちが楽に幸福に生きられる世の中になるんじゃないかな。
誰もが自分の弱さをもっともっともっともっと表現していい世の中になれば、いいのになぁ、と僕は思います。