ヴィパッサナー瞑想のゴエンカ式の効果の体験

本来のマインドフルネス瞑想を教えている瑞雲信人てす。

私は禅僧で禅の僧堂での修行中にお釈迦様がヴィパッサナー瞑想という瞑想法で覚醒したと知り、どうしても学びたくなりました。

僧堂修行の後、すぐに習得しましたがそれがゴエンカ式というやり方のヴィパッサナー瞑想です。ゴエンカ式の習得でどんな変化・効果があったのかをお話します。

ゴエンカ式のヴィパッサナー瞑想とは

ゴエンカ式は、1899年生まれのミャンマーの経済相にもなったヴィパッサナー瞑想の指導者として知られていたサヤジ・ウ・バ・キン氏の方法です。

その方法をサティア・ナラヤン・ゴエンカ氏に継承し、ゴエンカ氏が広めたものでゴエンカ式と言います。

ゴエンカ氏
ゴエンカ氏〈日本ヴパッサナー協会〉

日本では日本ヴィパッサナー協会の10泊12日間の合宿で学べて、サマタ瞑想を2日ほど訓練して、後はボディスキャン型のヴィパッサナー瞑想に特化しています。

ネットなどでは批判的に書かれていることもありますが、私の場合は貴重な効果を得られたので、これから書くことを参考に、一定の条件をクリアしたら参加すると良いかと思います。

日本の合宿の状況

合宿所に到着した翌日から10日間、朝4時起床で、外部との接触は一切禁止、外に出られなくなり携帯電話もネットもできない。完全に沈黙で参加者同士のコミュニケーションもできない。食事は朝と昼だけ。

毎日、朝4時半から夜7時まで知らない人と座布団の間がないほど密接して坐って、一回に1時間以上の瞑想を幾度もして、夜7時からは1時間以上、テープの仏教の話を聞きます。

この仏教の話があることから、ネットなどでは「宗教ではないと言いながら宗教だ」とか、ひどいものはカルトとまで書かれていますが、私のような禅僧が聞いてカルトのようなものではなく、根本的な仏教の教えで気づかされることも多いものでした。

この生活を耐えられなかったり、長時間繰り返し坐って瞑想をするのが辛かったり、瞑想が上手くできなかったりして、2、3日で帰ってしまう人もいます。

じっと坐り続けていられない人も多く、耐えて長時間していると現れる状態を効果と思ったり、起きてきた状況を持っているスピリチュアルのような知識と重ねて、そういう効果があったと思う人などもいます。

私の場合は坐禅の修行をしましたからこういう生活は苦にならず、長時間、姿勢が崩れず坐り続けることも集中することも全く平気で、できるようになるのもスムーズでした。

7日目には、瞑想中に体中が優しく温かなかたまりのようにどんどんなって、どんどん浮いていくような感覚が現れたり、お釈迦様が微笑んでいる姿が見えたりしましたが何とも思いませんでした。瞑想すればそういうことは起きると知っていました。

ですから、もし参加するのであれば、瞑想をすればそういうことも起きると知っておいて、ある程度の長時間、周囲の状況にかぎらず座る瞑想をできるようになってからにしたほうが、日程や費用を無駄にせずに済むように思います。

ゴエンカ式で私に現れた変化・効果の例

一部を紹介させていただきます。

私は20年近く前、鬱病になり自分でカウンセリングを学んで治し、その後、正式に学びカウンセラーになりましたが、マイナス思考が浮かんでくる傾向は変わらずありました。

30年以上も同じ人のことを、毎日のように夢に見て、日中も思い出し後悔したり、そんなふうでもありました。日ごろ、イライラしやすい面もありました。

合宿中、瞑想をするたびに特定の体の部位に痛みが現れると、その人のことが頭に浮かんでくるという状況になりました。そのたびに瞑想法にしたがって対処していました。

すると、しだいに浮かんでくることが減り、浮かんできてもマイナスの思考や感情にならなくなり、6日目にはまったく浮かばなくなって、その特定の体の部位に痛みが現れることもなくなりました。夢にも現れなくなり、同時に心がとても軽くなった感覚がありました。

帰宅して取組み続けていると、日常でマイナス思考が浮かんでくることが減り、しばらくするとまったくイライラしなくなりました。

30年間繰り返されていた記憶の想起、思考・感情の脳の回路が変わった、マイナス思考やイライラの脳が変わった、根本的・本質的な変化を感じました。それはカウンセリングや禅の坐禅では起きなかったことでした。

より本格的なヴィパッサナー瞑想を求めて

マインドフルネス瞑想・ヴィパッサナー瞑想の効果を実感して確信し私は、よりいっそうヴィパッサナー瞑想を究めたいという気持ちが日に日に高まるようになりました。

ミャンマーに行き、マハーシ式のヴィパッサナー瞑想を修行する決心をしました。

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