このページは、CHANGEのマインドフルネス瞑想のWeb講座の中の講義を引用して紹介します。
【動画による講義】
【文字による講義】
呼吸の基礎訓練は、日常の心身の健康、人生にとって大事です。
そして、瞑想に取組むためにも大事で、呼吸のしかたが良くないままに瞑想に取組むと瞑想は上手くいきませんし、日常の呼吸も良くない呼吸になってしまうことがあります。
4種類の訓練、鼻呼吸、肺活量アップ、ゆっくり深い呼吸、二酸化炭素への耐性アップをします。鼻呼吸と肺活量アップはこのページの講義で、ゆっくり深い呼吸は次のページ、二酸化炭素の大切アップはその次のページの講義になります。
鼻呼吸
普段、鼻呼吸になっていることは大切なことです。
日常生活をしばらく鼻呼吸、口呼吸になっているか気にしながら暮らしましょう。そして、口呼吸になっていたら、その時ごとに意識して鼻呼吸に変えるようにしましょう
なお、この講義の呼吸の訓練をしたり、今後、腹式呼吸の練習をしたり、瞑想に取組んでいくことで、鼻呼吸が普通になってくるはずです。
肺活量アップ
まず、次のチェックをしてみましょう。
肺に取り込める空気量のチェック
できる限り息を吸ってから息を止めて、限界まで息を止められる時間を測ります。
- 40秒以下:呼吸機能の低下がある
- 41から59秒:呼吸機能に問題はないが改善するところもある
- 60秒以上:理想的な数値
肺活量が少ないと瞑想をしてもリラックスや集中をしにくくなりますから、次の訓練法をして50秒ほどは止められるようになりましょう。ただし無理に急に時間を延ばさないようにしてください。
肺活量を増やす訓練法
ティッシュを1枚使います。重なっているティッシュの場合は1枚にします。
- 片手の手のひらにティシュを開いて載せます。
- そのティッシュに向かって息を吹きかけ
- 手を垂直にして、ティッシュが手のひらに張り付いているよう息を吹きかけ続けます。
15cmほどからはじめて徐々に遠くしていきます。
練習をして肺活量が多くなるにつれて、だんだん離れてできてティッシュが張りついている時間も長くなってきます。