ブッダの瞑想と悟りの習得

【動画講義】

【文字情報講義】

※「コース全体の概要と目的」は、文字情報の講義と上記の動画の講義は同内容です。

このコースには、100項目近い文字情報の講義があり52項目には動画の講義もあります。文字情報と動画の講義は同内容と補ぎないあう内容の場合があります。同内容でも両方あるのは両方で学ぶことでいっそう学びが確かになるからです。

Changeの代表の森信人(もりしんじん)です。このコースの監修、講義の制作、サポート指導は私が担当しています。

私は、30数年の一般社会での経験ののちに、禅の曹洞宗元管長・トップだった板橋興宗禅師に認められ禅師様の元で禅僧になり、専門僧堂で禅師様の身近で暮らして禅、坐禅を修行しました。

それから、あるお寺の跡継ぎにと有難いお誘いをいただきましたがご辞退して、初期仏教と言われる上座部仏教を本場の上座部仏教国のミャンマーに行って修行しました。

そして帰国して、日々、瞑想を続けるとともに真宗学院などでも学び、仏教の根本の重要性に目覚め、より多くの人に、苦悩から解放されて、より良く生きるために仏教の真髄を知って活かしていただきたいと、このコースを制作しました。よろしくお願いします。

まず、この講義で、このコースがどんなもので、どんなことをかなえるものなのか理解してください。そして、あなたなりの受講の目的・目標を詳しくなくてよいので考えてみてください。

このコースは宗教・宗派のワクを越えた根本仏教

このコースは仏教を扱いますが、仏教のどの宗派の人も、他の宗教、例えばキリスト教やヒンドゥー教の人も、無宗教の人も受講して役立てています。

お釈迦様が説き、実践していた根本を扱うからです。便宜上、根本仏教と呼びますが、根本仏教は信仰的な面をもたず、いわゆる宗教とは違います。

仏教はお釈迦様のブッダが亡くなった後、多く人々の努力によって様々に多岐に教えや方法が伝えられました。それを記した経典もひじょうに数多くつくられました。

現在、日本や中国、韓国などの大乗(だいじょう)仏教の様々な宗派、東南アジアなどの上座部(じょうざぶ)仏教、チベットの仏教などになっています。どれもそれぞれに素晴らしいところがありますが、このコースはこのように分岐する以前の根本仏教です。

根本仏教は現実をより良く生きるための現実的なもの

お釈迦様のブッダが生きておられた頃、インドは今のヒンドゥー教の前身のバラモン教が中心でした。バラモン教は人間の通常の知覚を超え出た世界、霊的なことについての面が多く神への信仰のものでした。

ブッダはそういう状況の中で、通常に知覚できる物質世界の現実において、苦悩から解放され安楽にいる人にまずなることが大事とされ、そのための現実的な理論や方法を覚(さと)り、それを説いていました。

根本仏教は究極の心のノウハウとも言われます

今後の講義で、釈迦ブッダの生涯や仏教の歴史、ブッダの覚り・初めて説いたこと、根本教理を学んだり、ブッダの瞑想に取組み効果を得られてくるとわかってきますが、根本仏教は万人の人に役立つ究極の心の理解、改善の科学・ノウハウとも言われます。

ですから、仏教のどの宗派、どの宗教とも対立せず、どの宗派・宗教でもそれらをいっそう活かすために役立ちます。無宗教の人でも役立ちます。

考えてみてください
あなたは自分の心の主人だと言えますか?

私は以前は全くだめでした。

心のほうが主人のようで自分の心にふりまわされていました。

人や物事に心が乱れやすく過去や将来のことにネガティブな考えや気持ちになり、それにそのままになっていました。おかげでパニック障害や鬱病などになったこともあります。

それが、根本仏教の教理を学びブッダの瞑想に取組むようになったら全く変われました。

自分の心の主人になれて、柔軟で強い心になれて、いつも平安・安楽でいられる人になれました。

いつどんな考えや気持ちになっても、それにそのままになることは全くなくなり平気で、ネガティブな考えや気持ちになること自体も激減。特に怒りの感情になることは全くなくなりました。

生きることがひじょうに楽になりました。

どうして、そんなことが起きるか?

このコースは根本仏教の教理とブッダの瞑想で

人間は、メタ認知という自分への客観的な認知の力を持てて、心の制御をできるようになって、脳からの変化、心の変化・浄化もできるようにならないと、日常で現実に変化することはなかなかできませんが、このコースはそれをかなえます。

このコースは本質的・人格レベルの変化をかなえます

第一に、その変化はそのための適切な知識を知ることができ理解できることが基盤・土台になりますが、このコースは、そのための究極のノウハウの根本仏教の教理をしっかりと知り理解できます。

第二に、その知識を日常で現実化できる技術、習性、悟り・智慧を持てることが重要ですが、このコースはそれらを持てる究極のトレーニング法の根本仏教の瞑想のやり方に近い初期仏教の瞑想法を習得できます。

東南アジアなどの上座部仏教ではこの面をさけるようになっているところがありますが、例えば、禅宗の坐禅では坐禅中に仏になるという言いかたをします。

坐禅や初期仏教の瞑想法の取組みかたによっては、このことが実現可能です。私は実現しましたのでそれもこのコースでは学べます。

本当に仏教を理解するため、また各宗派の教えをきちんと理解するためにも、釈迦ブッダか説いた根本を知ることは大切なことです。

しかし、日本は特に、それぞれに違う各宗派の教えが第一に説かれ、根本の釈迦ブッダが説いたことを知ることはなかなかできず、さらに体系的にまとめて学べる機会はめったにありません。

また、釈迦ブッダの仏教の目指すところを実際的に知る・得る(覚る)には瞑想は必須です。そのための瞑想を体系的に学べる機会、教えと共に関連づけられて学べる機会もほとんどありません。

100項目近い講義で必要なことを網羅しています

仏教とは何か、仏教の歴史、釈迦ブッダは何を覚ったのかから始めて、釈迦ブッダが説いた重要な様々な根本の教理を体系的に学べます。

瞑想は、基礎の呼吸法から始めて、私が禅僧として専門僧堂で修行した坐禅から、日本で合宿で習ったブッダの在家者用につくられたのと同じレベルの瞑想法、ミャンマーで修行した初期仏教の本場の瞑想法まで詳しくていねいに学べてできるようになれて効果を得られます。

マインドフルネスが流行していますが、流行の元の本来のレベルの高い本来のマインドフルネス瞑想、本来のマインドフルネスを本格的にマスターすることにもなります。

あなたのペースで、いつでも学べて、個別のサポート指導も受けられます

講義は文字と動画で専用の受講用サイトに収まっていますから、あなたの好きな時、必要な時にインターネットでいつでも学べます。

私の個人別のサポート指導を、あなたの必要な時、好きな時に、メールやオンラインの面談(顔出しせずに音声でも可)で受けられます。

私が長年、本場で修行して学んだこと、体験から得たことなどをすべて活かして、あなたのサポートをしますから、どうぞ積極的にサポート指導を受けてください。

仏教のお経・仏典

このコースは根本仏教としてパーリ語仏典を主に元にしています。

ブッダが説いただろうということが書かれているのが仏典です。「だろう」というのはブッダ自身は何一つ書き残してはいないからです。ブッダ亡き後、仏教は多岐に多くの仏典がつくられてその数は8万4千巻とも言われます。

発見され現存している最古の仏典はインドの古いパーリ語という言語で書かれているものでパーリ語仏典と言います。そのパーリ語仏典もブッダが説いたことそのものではない面がありますが、ブッダが説いたことに比較的近いと考えられています。

パーリ語仏典は、ブッダが説いたことの経典の「経蔵」と、戒律の集成の「律蔵」、経典の説明・注釈がまとめられた「論蔵」で、あわせて「三蔵」と言います。

経蔵の5つのニカーヤ(部)

経蔵は5つのニカーヤ(部)に分かれています。

  • ディーガ・ニカーヤ(長部経典)
  • マッジマ・ニカーヤ(中部経典)
  • サンユッタ・ニカーヤ(相応部経典)
  • アングッタラ・ニカーヤ(増支部経典)
  • クッダカ・ニカーヤ(小部経典)

クッダカ・ニカーヤ(小部経典)には、ダンマパダ(法句)、ウダーナ・ヴァルガ(感興偈)、スッタニパータ(経集)、テーラガーター(長老偈)、ジャータカ(本生物語)などがあります。

根本仏教と初期仏教の区別

日本ではスリランカなどの上座部仏教が初期仏教と言われる場合がありますが、ステップ1の仏教の歴史で学びますが、上座部仏教はブッダ亡き後に教団が分裂した部派仏教時代以降の一派の流れのものです。

このコースは部派仏教以前の仏教を扱うので、それと区別するために根本仏教と表現しています。

最後に、もう一度、このコースでかなえられることを紹介します。

そして

このコースは